コーチングスタイルの変化

スマホやLINEなどのメッセージアプリの普及により、コーチングのスタイルも変化してきていると思います。

コーチと選手といえば、面と向かってコミュニケーションをとりながら練習、、、というだけではなくなってきています。
実際、動画とメッセージだけのやり取りでコーチングをしている事もあるようです。


私にいたっても、大会を観に行き、選手と同じ会場にいるものの、予選→準決勝、準決勝→決勝の戦略やアドバイスなどを全て動画とメッセージだけで完結してしまうことがあります。

「直接、話に来なさいな」というのが本心ですが、
選手にとっては短いラウンド間にコーチを探してスタンドまで話にいくのは効率悪い。
アドバイスをもらうだけなら、メッセージで十分、、、ということなのでしょう。

コロナの影響で無観客にコーチも含まれ、観戦できない試合が続いたことも関係あるかもしれません。

私が経験してきた中では、試合の時にコーチはウォーミングアップをみてくれて、口頭でメッセージをくれたものです。
当然、私もいまだにそうでありたいと思っていますし、いつでも近くで実際に観ていたほうが間違いはないと思います。
しかし、試合会場にいっても一度も選手と直接会わずに結果だけが出ている事が続き、今のコーチングスタイル(望まずとも)は時代にあっているのかな?と考えてしまいます。

「スマートコーチ」

とでも言うのでしょうか。
選手が望めば仕方がないと思いますが、、、
効率はいいですが、将来的な成長、人間味がそこにあるのかどうか、考えていく必要はありそうです。